復興

■ 委嘱経緯等

ヤマハ吹奏楽団創立50周年記念委嘱作品

■ 初演データ

  • 初演 2010/1/31
  • 場所 サントリーホール
  • 指揮 須川展也
  • 演奏 ヤマハ吹奏楽団

■ CD/DVD

  • 復興&白鳥の湖/保科洋指揮 ヤマハ吹奏楽団演奏 (OSBR-29053)

■ フルスコア

■ 編成表

■ 曲解説

(プログラム等の解説にご利用頂いて結構です。また、これを参考に改変頂いても構いません。)

この曲は、ヤマハ吹奏楽団の創立50周年を記念して2009年に作曲したもので、2010年1月にサントリーホールにて須川展也氏指揮によるヤマハ吹奏楽団で初演されました。
タイトルの“The rebirth”【復興】とは、ヤマハ吹奏楽団がたどった50年の歴史に思いを馳せつつ、未来の更なる飛躍への期待をイメージして命名したものです。 曲は静かな序奏に始まりますが、この中に全曲のモティーフが含まれており、曲はこれらのモティーフがさまざまに展開されます。
序奏が終わると躍進するアレグロが激動的な数々の起伏を描きますが、金管群とティンパニが呼応するクライマックスを経て中間部に続きます。
中間部は過去の屈折した苦い記憶を噛みしめるかのようにサキソフォーンが愁いを帯びた旋律を奏でると、他の楽器群もそれに呼応して感傷的に歌い継ぎます。
後半は再びアレグロが現れますが、途中から中間部の旋律が未来の飛躍を暗示するかのように明るくデフォルメされて歌われ、そのままクライマックスを形成しつつ、最後に怒濤のようなコーダで曲を閉じます。

■ 備考

初演後すぐに序奏部を改訂。 2013年、細部修正。

【コンクール用カットについて】

こちらの記事をご参照下さい。 カットの場所についてご相談承ります(実際に提示させていただくカットは、殆どの場合、●●年の●●吹奏楽団の演奏をご参考下さい、という形になります。その際は、当事務所から音源を差し上げることは著作隣接権の関係で出来ませんのでご了承下さい。多くはCDで入手可能です。)

なお、当方から提案させていただくカットは、最短でも7分超です。それ以上のカットは音楽的に内容に責任が持てませんので、ご自身の責任で行って下さい。


日本語タイトル (ローマ字)FUKKOU
欧文名The Rebirth
出版社Hoshina Music Office
原譜管理Hoshina Music Office
発表年2010
演奏時間9:00
難易度 (1~5)4〜5
サンプル音源DVD/CD
Hoshina Music Officeでの取扱レンタル譜
料金区分一般レンタル料金
JASRAC作品コード167-9460-5