保科洋の作品を、コンクール用にカットしたいのですが。

基本的に、作曲者の気持ちとしては、カット出来る場所はない、というのが正直な心情です。 しかし、コンクールでの時間制限の都合もありますので、最小限のカットは仕方がないと諦めているのが実情です。 このことをふまえた上で、コンクール等のために曲をカットする場合は、カットされる方の責任において行っていただく分には構いません。 その際は、以下の点を守って下さいますようお願い致します。

  • カット版であることを曲名の他に明記すること

以上が遵守されている限り、カットについて当Officeにご報告を頂く必要はありません。 フォームの都合で上記の条件を満たすことが不可能な場合は、曲名に(カット版)の文字を添えて下さいますようお願い致します。
これらの条件は、YouTubeなどに掲載の場合も同様です。 YouTubeへの掲載につきましては、こちらの記事もご参照下さい。

カットされた演奏が完全版と変わらない題名でCD化されており、曲の内容について誤解を招きかねないため、このようなお願いをしております。
ただ、全日本吹奏楽コンクールでは、習慣的にこのような表記がないというご指摘を頂きましたので、「カット版」の文字を含めることでコンクールの審査に影響を及ぼすことを心配される場合は、無理にお願いするものではありません。
しかし、CDを制作される場合は、カット版であることが分かるよう配慮をお願い致します。(タイトルに「カット版」を含める、CDジャケット(パンフレット)に明記する、など)

なお、一部の曲につきましては、カットについてご相談を承っています。
多くの場合、過去の○○団体の演奏を参考して下さい、という形になります。その際の音源入手は、ご自身で行っていただきますようお願いしております。
問合わせフォームよりご連絡下さい。
その際、必ず何分程度にカットする必要があるかもお知らせ下さい。
あまりに短すぎる場合は、ご提案が出来ない場合もございます。

※「復興」のカットに関しましては、最短でも7分超です。「7分以内のカットを教えて欲しい」というお問い合わせをたまに頂きますが、作曲者として演奏効果を保証しかねますので、ご要望にはお答えできません。
どうしても7分以内におさめたい場合は、ご自身の責任でカットしていただくよう、お願い致します。