回想的で憂いを含んだ曲
■ 委嘱経緯等
福井ブラスアカデミー第20回定期演奏会記念委嘱作品
■ 初演データ
- 初演 1996.12.15
- 場所 福井市文化会館大ホール
- 指揮 保科洋
- 演奏 福井ブラスアカデミー
回想的で憂いを含んだ曲
福井ブラスアカデミー第20回定期演奏会記念委嘱作品
香川県ねんりんピック委員会の委嘱「ねんりんピック ’94 香川 」の大会歌。
合唱と吹奏楽の為に作曲したファンタジックな曲。
香川県全国健康福祉祭実行委員会の委嘱
愛知県国民体育大会実行委員会の委嘱第49回国民体育大会のメインマーチ。愛知県選抜バンド初演。
明るくそよ風のように爽やかなマーチ。
■ 委嘱経緯等
第49回国民体育大会愛知県実行委員会の委嘱
■ 初演データ
愛知県国民体育大会実行委員会の委嘱第49回国民体育大会のフィナーレ曲。愛知県選抜バンド・合唱で初演。
合唱と吹奏楽の為に作曲したファンタジックな曲
柏木義雄
第49回国民体育大会愛知県実行委員会の委嘱
三木市吹奏楽団による委嘱。
三木市制25周年を記念した祝典の曲。
様々な楽器が交錯する回想的な曲。
東芝 EMI の委嘱(新実践吹奏楽指導全集作成のため)
初演
場所 (セッションレコーディング)
指揮 木村吉宏
演奏 大阪市音楽団
福井ブラスアカデミー/Marimba solo藤井むつ子初演。
マリンバソロと吹奏楽のために作曲したマリンバコンチェルティーノ。
福井ブラスアカデミーの委嘱(第16回定期演奏会記念)。
金管楽器が華やかな祝典の曲。
関西大学応援団吹奏楽部の委嘱(第30回定期演奏会記念)
初演 1991
場所 ザ・シンフォニーホール
指揮
演奏 関西大学応援団吹奏楽部
楽譜はLudwigMasters Publicationsより、「Fanfare and Celebration」の題名で出版。
響宴 I とペアをなす。打楽器が活躍する幻想的でリズミカルな曲。
兵庫教育大学吹奏楽部の委嘱により、管弦楽作品「響宴 II」を吹奏楽編成に編曲。
初演 1990
場所
指揮 保科洋
演奏 兵庫教育大学吹奏楽部
近日中にマザーアースより出版予定
大阪市制100周年を記念して作曲された4曲からなる組曲(ただし全曲は切れ目なく続けて演奏される)。
大阪市音楽団の委嘱(大阪市制100周年記念)。
初演 1989
場所 大阪フェスティバルホール
指揮 山本直純
演奏 大阪市音楽団
楽譜はLudwigMasters Publications より「Symphonic Metamorphosis (Rei Mei) 」のタイトルで販売。
明るいファンファーレで始まるコンサートマーチ。2020年に改定。
兵庫教育大学吹奏楽部の委嘱(第5回定期演奏会記念)。
初演 1989
場所
指揮 保科 洋
演奏 兵庫教育大学吹奏楽部
響宴 II とペアをなす。色彩的なオーケストレーションによる幻想的な曲。
ナゴヤディレクターズバンド創立20周年記念
初演 1988.6.11
場所 愛知文化講堂
指揮 保科洋
演奏 ナゴヤディレクターズバンド
販売楽譜は佼成出版社より出版(KOPS-57)。
饗宴IとIIのセットは、マザーアースより出版(スコアのみ販売譜、パート譜はレンタル)。
チューバソロと吹奏楽のために作曲したチューバコンチェルティーノ。
チューバ奏者香川千楯氏の委嘱。
国際テューバ・ユーフォニアム札幌大会の一環として開催された「低音楽器の魅力」と題したコンサートで初演。同日は他にも伊藤康英:ユーフォニアムと吹奏楽のための《幻想的変奏曲》など多くの新作が初演された。
楽譜はジャパン・テューバ・センターから販売/レンタルされております。
祝典の曲
熊本大学吹奏楽部の委嘱
初演 1987
場所
指揮
演奏 熊本大学吹奏楽部
二手に分かれた金管楽器のスタンドプレイが効果的な祝典の曲
福井ブラスアカデミー第10回定期演奏会記念委嘱作品
■ 委嘱経緯等
日本吹奏楽連盟による委嘱作品(1987年課題曲A)
■ 初演データ
5つのパートと壮麗なファンファーレからなる祝典の舞曲
■ 委嘱経緯等
関西学院大学応援団総部吹奏楽部の委嘱により、管弦楽作品「祝典舞曲」を吹奏楽編成に編曲。
■ 初演データ
明るく気軽な曲想で統一され、軽やかなリズムとのどかな旋律が織りなす
日本バンドクリニック委員会の委嘱。日本の作曲家による中級(グレード3)程度のオリジナル作品開発を目的として「邦人作曲家による吹奏楽オリジナル・シリーズ」と銘打った企画の第4作として発表。
■ 初演データ
初演 1985.5.18
場所 合歓の郷ホール
指揮 フレデリック・フェネル
演奏 東京佼成ウィンドオーケストラ
2018年にウィンズスコアより2018年改訂版が出版された。
関西学院大学吹奏楽部の委嘱(第30回定期演奏会記念)。関西学院大学吹奏楽部初演。
重々しいリズムで憂いに満ちた旋律がトランペットのミュートで奏される。
1999年改訂版はこちら。
関西学院大学応援団総部吹奏楽部創部30回記念委嘱作品。
ヨーロッパ風の雰囲気を持つ明るいマーチ
東海吹奏楽連盟創立20周年の委嘱作品。
初演
場所 愛知文化講堂
指揮 保科洋
演奏 ナゴヤディレクターズバンド
音源はLudvigMastersのウェブサイトで聴けます。
管弦楽作品「祀」を、ヤマハ吹奏楽団の委嘱により吹奏楽編成に作り直したもの。
原始的な祭祀の様々な情景をイメージし5つの部分からなる。
1998年改訂版はこちら
第I部 「祈り I」
まだ薄暗い祭壇の前、民衆は祭壇への行列をしずしずと繰り返しながら、神への敬虔な祈りを捧げる。
第II部 「民衆の踊り I 」
祈り終わった民衆は野生的な踊りを始める。踊りの輪は徐々に膨らみ、熱狂的な全員舞踊に発展する。
第III部 「巫女の踊り」
民衆の踊りが一段落すると艶やかな巫女がしずしずと現れ、幻想的な踊りを舞い始める。民衆は車座になって巫女の踊る様を目で追っている。
第IV部 「民衆の踊り II 」
巫女が祭壇から姿を消すと、再び民衆は踊り始める。踊りは前にも増して陶酔状態となり興奮の極致に至る。
第V部 「祈りII 」
踊り疲れた民衆は再度祭壇の前に集まり、祈りを捧げながら三々五々散っていく。朝日が漸く昇り始める。
ヤマハ吹奏楽団創立20周年委嘱作品。
楽譜は佼成出版社より出版取扱中
リズミックな主部と幻想的な中間部による3部形式の曲
全日本吹奏楽連盟委嘱
第24回全日本吹奏楽コンクール課題曲C
第1回笹川賞受賞作品、リズミックな主部と幻想的な中間部による3部形式の曲。1974年版をもとに中間部に変更を加えた。
ヤマハ吹奏楽団の委嘱作品
2007/3/21に放送されたNHK-FMの「今日は一日“吹奏楽”三昧」にて放送。
混沌とした心情を表した3部形式の曲。
静岡県立浜松工業高等学校吹奏楽部による委嘱
楽譜は2018年にウィンズスコアより再販された。
本格的な作品としては最初の保科洋の吹奏楽曲。
1999年に演奏技術の進歩に合わせオーケストレーションを改訂(改訂版はレンタル可)。
1972年ヤマハ吹奏楽団による委嘱作品。
楽譜は2013年現在絶版の模様。
カワイ楽譜の委嘱により作曲。東京吹奏楽団初演。
少し憂いを含んだ陰影のあるマーチ
カワイ楽譜の委嘱
ソロ・ホルンと管弦楽による自由な形式の協奏曲。
他にピアノリダクション版があり、ピアノリダクション版は、第21回イタリア・ポルチア国際ホルンコンクールの本選課題曲に使用された。
日本国内では、オーケストラ版、ピアノリダクション版共にPipers社を通して楽譜が入手可能。
■ 委嘱経緯等
保科アカデミー室内管弦楽団第10回定期演奏会記念委嘱作品
■ 初演データ
■ 楽譜
詳細はPipersのサイトにて。
■ スコアサンプル
Edition BIMのサイトにて閲覧可能。
■ この曲に関するレビュー
「MIKO」は、ホルン・レパートリーに新しい一里塚を打ち立てた素晴らしい作品だ。ホシナは、その優れたテクニックを駆使して、ホルンという楽器のサウンドの特性を浮き彫りにしてみせた。さらに、曲の到るところにカデンツァ形式のパッセージを用意した。ために、演奏者は自分なりの音楽解釈をパッセージ ごとに自在に発揮できることになった。演奏時間15分のこの曲は、大学の卒業試験の課題曲、あるいはリサイタルやコンサート・プログラムにぴったりである。私も自分のレパートリーに加えた」
(Bruno Schneider。2009年3月スイス・バーゼルにて)
■ 委嘱経緯等
オーボエ奏者・広田智之の委嘱。同氏のリサイタルで初演。
■ 初演データ
■ 楽譜入手先
Hoshina Music Officeでの取扱は終了致しました。
今後は杉原書店よりご購入下さい。
■ 他編成
■ CD/DVD
■ 作曲者によるプログラムノート
この曲は、オーボエ奏者広田智之氏の委嘱によって、同氏のリサイタルを記念して2003年6月から8月にかけて作曲したものである。
『いずこからともなくキラキラと降り注ぐひかり、その温もりに包まれながら、自然の偉大さ美しさを身体いっぱいに受け止めて、日々を送れる幸せを感謝しつつ、 ~祈りそして戯れる~。 』
このような心情をもととして、曲は「祈り」をイメージした Lento の即興的な曲想の第一部分、「戯れ」を描いたリズミックでテクニカルなフレーズが交錯する Allegro の第二部分、そしてカデンツ的要素を含む「祈り」の第三部分、及び「戯れ」による短いコーダ、で構成されている。
構造的には何処にでもある三部形式で何ら工夫はされていないが、このような普遍的な構造を提示する事によって、演奏者の独創的な表現上の工夫が曲の各部分で生かされるとともに、オーボエの個性的な音色の魅力もより引き立つと考えた。
演奏にあたっては、指示されたテンポや各種の記号に捕らわれ過ぎずに、フレキシブルな感性で自由に表現してほしい。
なおこの曲は、2003年の広田智之氏のリサイタルにおいて初演され、その後、2004年の日本音楽コンクールにおいて荒絵理子氏が演奏し見事第一位に輝いた。
(楽譜解説より)
バスーンのソロと吹奏楽のための「薄明かりの歌」のピアノリダクション版。
ソロはユーフォニウムでも演奏可能。
松江フルートソサエティーの委嘱
第7回日本フルートフェスティバルin松江にて初演
古典組曲のスタイルをとった弦楽合奏曲の第1曲目
島根県立安来高等学校弦楽同好会の委嘱
高校生レベルでも理解・演奏可能な作品を意図して作曲した幻想的な木管五重奏曲
川勝和哉木管五重奏団の委嘱
■ 初演データ
クラリネットソロとピアノ伴奏の曲で幻想的なテーマと激しいアルペッジョが印象的な曲。
作曲者が兵庫教育大学を退官するにあたって行われた芸術系講座の大学院生と教官有志による「マスターズ・コンサート」のための作品
吹奏楽のためのカプリスの中間部をヴィオラ3台とピアノのために編曲したもの。
3本のヴィオラの代わりに、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノによる編曲も存在する。
2011年に改訂。
■ 委嘱経緯等
長女が所属する大学オーケストラの大学祭の出し物(音楽喫茶)のために委嘱
■ 初演データ
■ 他編成
神戸市主催の震災復興記念事業として開催されたコンサートにて初演。全国から約300人のクラリネット奏者が終結し、初演。
クラリネット奏者・藤井一男の委嘱
現在世界ユーフォニァムコンクールの課題曲になっている。
第3回国際テューバ・ユーフォニアム大会で初演。
楽譜はジャパンテューバセンター(札幌、香川千楯氏)で扱っている。
ユーフォニァム奏者三浦徹氏の委嘱により作曲。
3楽章からなる弦楽四重奏曲、1958年度毎日音楽コンクール室内楽部門第三位入賞曲
東京藝術大学在学中の作品
吹奏楽曲「響宴I」より編曲
■ 委嘱経緯等
岡山大学交響楽団第35回定期演奏会記念委嘱
岡山大学交響楽団第30回定期演奏会記念委嘱作品、のちに、関西学院大学応援団吹奏楽部の委嘱により吹奏楽に改編されている
原始的な祭祀の様々な情景をイメージし5つの部分からなる管弦楽曲。
のちに、吹奏楽に編曲されて「古祀」というタイトルで発表されている。
岡山大学交響楽団第25回定期演奏会記念委嘱作品
東京芸術大学在学中に作曲。
第29回日本音楽コンクール作曲部門(管弦楽)第1位受賞作品。